『大きければ目立つ』は正解?
看板サイズが売上を左右する本当の理由
東京の看板屋『CUVIC東京』です!
週末のショッピングモール、数ある店舗のなかで皆様はどのテナントに足を向けますでしょうか^^
視界に飛び込むのは、鮮やかなロゴでもユニークなコピーでもなく、まず“看板そのものの存在感”です。
看板のサイズがその店舗の外観に合っていなければ、どんなにデザインが秀逸でも視認されません。
逆に、過剰なサイズは景観条例に抵触し撤去命令を招くことも。
看板サイズは『お客様との最初の接点』を最適化する、いわば〈売上スイッチ〉ともいえる広告物です。
今回はそうした看板の力を最大限に果たすためにも必須な、看板のサイズ選びについて徹底解説したいと思います!
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失敗事例から学ぶ:サイズ選定ミスが引き起こす3つの損失
1.視認距離を読み違えて通行客を取りこぼす
車通りが多い幹線道路沿いの店舗が、歩行者向けサイズ(横1m)で看板を設置した結果、ドライブスルー需要を掴めず半年で閉店
….そんな事例は珍しくありません。
対象とされるお客様にもしっかりと認知されるサイズの看板はサイズ選びでは必須です。
2.条例オーバーで追加コスト
規定面積を超え、自治体から是正命令。撤去・再施工で150万円のムダ出費が発生した工務店もあります。
3.構造強度不足による損害賠償
台風で大型突き出し看板が落下し、隣接車両を破損。保険適用外の60万円を負担した飲食店オーナーのケースも。
看板サイズを決める5つの指標
指標1:視認距離
『何メートル離れた場所から読ませたいか?』
でおおよその最小サイズが決まります。後述の計算式で逆算しましょう。
指標2:閲覧速度
車両が60km/hで走る道路沿いと、歩行者中心のアーケード街では必要な文字高も面積も違います。
指標3:設置環境
屋外・屋内、高層・低層、照明の有無。背景色や周囲の看板数まで加味しなければ“埋もれ看板”になります。
指標4:法規制
屋外広告物条例・建築基準法・道路占用許可など、地域ごとの上限を必ず確認。
指標5:構造コスト
面積が2倍になれば、基礎や鉄骨は3倍の強度が必要になる場合も。設置・メンテナンス費を含めて検討します。
視認距離から逆算! かんたんサイズ計算式
文字高さ=視認距離 ÷ 200
例:視認距離40m → 40,000mm ÷ 200 ≒ 200mm(=20cm)
この20cm文字が読める看板面積は『文字サイズ ×3』を横幅の目安にするとレイアウトしやすく、40mなら横600mm(60cm)以上が推奨値です。
速度別・推奨文字高さ&看板幅早見表
交通速度 | 平均視認距離 | 推奨文字高さ | 目安看板幅 |
---|---|---|---|
徒歩(4km/h) | 20m | 10cm | 30cm~ |
自転車(15km/h) | 35m | 18cm | 55cm~ |
市街地車両(40km/h) | 60m | 30cm | 90cm~ |
郊外車両(60km/h) | 80m | 40cm | 120cm~ |
※背景コントラストが低い場合は10~20%増しで設計すると安全です。
法規制は自治体で異なる! 調べ方と注意ポイント
屋外広告物条例の3ステップ確認
1. 地域区分(市街化調整区域、景観重点地区など)
2. 許可の要否と面積上限(例:壁面看板は建築物の壁面積×1/5以内)
3. 高さ・突出量・照明の規定
自治体のHPで『屋外広告物条例+地域名』で検索し、PDF資料をダウンロードするのが最短ルートです。
種類別・おすすめサイズと設計のコツ
壁面看板(ファサードサイン)
建物幅の60~70%に収めるとバランス良好。軒高3.5m以上なら縦方向に伸ばすと遠目の視認性が向上します。
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突き出し看板(袖看板)
歩車道境界から40cm以内が一般的制限。二車線道路なら幅600mm、高さ1,200mmが無難。
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スタンド看板(置き型)
人の視線が1.4m前後で水平になるため、全高1,200mmのA型看板が最も売れ筋。A1パネル(594×841mm)ならポスター差し替えも簡単。
店頭幕・タペストリー
縦長が映えるため、幅600mm×高さ1,800mmが定番。外壁が白系なら黒地ベタ抜き文字で遠方でも目に留まります。
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店舗前へ吊るす巻くタイプの看板
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いくら掛かる? サイズ別コストシミュレーション
看板タイプ | サイズ例 | 製作費 | 設置費(参考) | 耐用年数 |
---|---|---|---|---|
壁面アルミ複合板 | W1800×H900mm | 60,000円 | 20,000円 | 5年 |
電飾袖看板 | W600×H1200mm | 150,000円 | 60,000円(電気工事込) | 7年 |
スタンド看板 | A1両面 | 45,000円 | 自立式0円 | 3年 |
懸垂幕 | W600×H1800mm | 25,000円 | 10,000円 | 2年 |
※上記は一般的な相場。材質や照明、施工難易度で前後します。
看板のサイズ決定までの7ステップ
STEP1 目的を言語化する
『認知拡大』『誘導』『ブランディング』――何を一番に達成したいかを決めれば、必要な視認距離が見えてきます。
STEP2 現地寸法を測る
幅・高さだけでなく、道路幅や電線の位置まで記録。スマホのLiDAR計測アプリを使うと写真と数値を一括保存できます。
STEP3 交通量と速度をカウント
平日と休日、昼と夜で差が出るため2回以上の測定が理想。
STEP4 条例チェック
面倒でも役所の窓口で直接確認すると、最新情報が得られます。
STEP5 モックアップを作る
段ボール模型を壁に当て、10m離れて撮影。スマホ画面で第三者に見てもらうと客観評価が得られます。
STEP6 見積もりを3社以上から取る
同一仕様で比較しないと単価差が曖昧になります。シート仕上げか直接出力かなど仕様を統一するのがポイント。
STEP7 強度計算&メンテ計画を立てる
大型看板は風圧荷重計算書を求められるケースも。高所の場合、年1回のボルト締め直し費まで想定しましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1:ビルの高層階でも看板は必要?
A:階層が上がるほど視認距離が伸びるため、地上看板より大きなデザインが必要。ただし照明強度の規制も厳しくなる点に注意。
Q2:道路面から離れた場所にある場合、サイズで補える?
A:一定の効果はありますが、視認距離に比例して照度とコントラストも必要。サイズ拡大よりLED間接照明を追加したほうがコスパが高いことも。
Q3:デジタルサイネージなら小さくてもOK?
A:動きで目を引く反面、直射日光では輝度不足。ディスプレイの画面サイズより“有効輝度”を基準に考えましょう。
まとめ:最適サイズは『数字×現場感覚』で決まる
看板は“大きければ正義”でも“安ければ得”でもありません。
視認距離という〈数字〉と、設置環境という〈現場感覚〉を掛け合わせたところにベストサイズがあります。
時間を惜しんで感覚で決めた看板は、あとで必ずコストと手間になって跳ね返ってきます。
逆に、今回紹介した7ステップを踏めば、施工後の修正はほぼ不要。広告費のROIも格段に高まります。
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よろしくお願いいたします!
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