壁面への代表的な看板を全て解説します!
東京の看板屋『CUVIC東京』です!
店舗や施設の顔となる「壁面看板」は、見込み客の目に最初に触れる屋外コミュニケーションです。
…とはいえ、看板の素材や取付方法は多岐にわたり、環境や下地の違いで最適解は変わります。
今回の看板ブログは「看板 屋外 壁」こちらの3つの主軸キーワードに関連した代表的な8タイプの看板をできる限りわかりやすく解説をしてみたいと思います!
どのように看板の種類を選べば良いのかといった選定軸から法規・安全、デザインの要点、価格目安、メンテ、失敗例までを網羅します。
壁面への看板でどれが良いのか迷われているお客様はぜひご覧くださいませ^^
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壁面に設置する屋外看板の基本
まず押さえるべき選定軸(下地・環境・視認距離・耐候性)
最初に確認すべきは看板を設置する壁面の「下地」と「環境」です。
下地がALC・RC・サイディング・タイル・金属パネルなどで変わり、適合するアンカーや接着・シーリングが異なります。
環境では海沿いの塩害、直射日光、強風の有無、積雪の可能性を把握します。
視認距離が短いなら細かい情報、遠距離中心なら大きな店名とコントラストを優先。耐候性は素材・表面保護(ラミネートや塗装)・固定金具の防錆で決まります。
安全と法規の考え方(条例・強風対策・防水/防錆)
屋外広告物条例や景観条例、占用許可は自治体差が大きいため、ある程度大きな看板を設置される場合には、その計画段階で所管窓口へ確認をされるのが間違いが起こらずおすすめです^^
強風対策は支持金物の選定、適正ピッチのアンカー、躯体の強度確認が要点です。
防水は取付孔の周囲をシーリングで止水し、裏面からの浸水も想定。防錆はステンレス金具や溶融亜鉛めっき材を選び、切断面の防錆処理まで配慮します。
持てるサイズの看板であればお客様ご自身での設置も実際のところ十分可能ですが、高所や重量物の設置は我々のような看板専門業者への依頼が安全です。
看板デザインの基本(読みやすい文字サイズ/コントラスト/情報の優先順位)
壁面看板の役割は「人目で何かが分かること」です。
例えば、飲食店なのかマッサージ屋さんなのかといった大きな部分はもちろん、飲食店であれば何が推しのお店なのかなどがパッと見でわかる看板となるのが理想です^^
視認距離×文字高の目安を踏まえ、店名・業態・行動(予約/電話/QR)を優先順位で配置します。
背景と文字は明暗差を確保し、日中・夜間・逆光を想定した配色に。フォントは太め・字間広めが屋外向き。
ロゴや写真は「引き」で見ても崩れない解像度を確保し、仕上げの反射や内照の有無で最終の見え方が変わる点に注意します。
代表的な壁面看板を8つご紹介します!
ここからは実際に選ばれる壁面看板の種類を8つそれぞれどのような看板か解説をさせていただきます^^
アルミ複合板プレート看板
定義・特長(どんな看板か/向いている用途)
薄いアルミ板で樹脂コアを挟んだサンドイッチ構造の板材であるアルミ複合板。
耐水性も強く軽量でフラット性に優れ、壁面看板の「代名詞」とも言えるぐらい弊社でも最もご依頼を多くいただく低コストでご依頼可能な看板です^^
店舗名表示、営業時間、誘導サインなどに幅広く適します。
材料と耐久性(厚み・仕上げ・紫外線/雨風への強さ)
一般的に3mm厚のアルミ複合板が主流です。
風荷重やサイズ次第で5mm厚。表面は溶剤/UVインクでのインクジェット出力シート+UVカット機能をもった透明のラミネートフィルムで紫外線・汚れから保護する仕様が一般的です。
大型サイズのプレート看板の場合qは反り対策として補強バーの併用が有効です。
取付方法と下地適合(ビス/アンカー/接着、反りや割れ対策)
サイディングやALCには適合アンカーを選び、タイル面は目地利用やケミカルアンカーを検討。ビス頭はキャップで意匠性を高め、四隅+中間でたわみを抑えます。
想定価格帯の目安(サイズ別・仕様別の幅)
小型(A3相当):1〜2万円前後、中型(900×600):2.5〜5万円前後、大型(1800×900):6〜12万円前後が目安です。現地条件や補強、意匠グレードで増減します。
視認性とデザインのコツ(色・フォント・照明有無)
遠目で読める太め書体と高コントラスト配色が基本。夜間は外照スポットやラインライトを併用すると24時間の役割を果たします。
よくある失敗と回避策(実務の注意点)
大判1枚で反りが出る、角が欠ける、下地の歪みが透ける——補強フレームや角R加工、裏当てで回避します。排水やシーリングを怠ると裏面から劣化が進みます。
施工・メンテナンスのポイント(清掃・劣化サイン・交換目安)
年1回の清掃で印象維持。色褪せ・ラミの端浮き・アルミ縁の白錆が交換サイン。屋外暴露で5〜7年程度を目安に更新を検討します。
ミニ事例(課題→採用理由→効果)
路面店の新装で即納が必要。軽量・短納期の強みからアルミ複合板を採用し、開店日に間に合い集客を逃さずに済みました。
アクリル看板
定義・特長
透明・乳半・色板の選択肢がある樹脂板で、エッジが美しいのが特長。質感を重視するファサード、ロゴプレートに最適です。
材料と耐久性
板厚は3〜5mmが一般的。直射・熱に弱い場面では熱膨張や反りに配慮。切断面の白濁は磨きで解決し、屋外はUV印刷や裏刷りで耐候性を高めます。
取付方法と下地適合
化粧ビス・スペーサーで浮かせると高級感が出ます。下地は平滑が理想で、凹凸面は座金やカラーで段差を吸収します。
想定価格帯の目安
小型ロゴプレート(300角):2〜4万円前後、中型(600×450):4〜8万円前後。磨き・穴加工・金物で変動します。
視認性とデザインのコツ
乳半に裏刷りで発色を上げる、透明は背景色とのコントラストを意識。反射が強い現場はマット仕上げが有効です。
よくある失敗と回避策
直射で反り、ビス周りからクラック——穴位置の逃げとワッシャー、膨張余裕の設計で予防。清掃は中性洗剤で擦り傷を避けます。
施工・メンテナンス
月1の埃取りで透明感を維持。微細傷は研磨剤で補修可能。端面の欠けは早めの交換が安全です。
ミニ事例
美容クリニックが透明板+化粧ビスでロゴを掲出。夜間はラインライトを併用し、上質感と視認性を両立しました。
FFシート看板(内照式)
定義・特長
アルミ枠にテンションをかける形で光を透過させるFFシート(テント生地のような丈夫な幕)を施工した大型内照サイン。
シートのため、軽量で継ぎ目が少なく、均一発光で夜間の視認性が高いのが特長です。
材料と耐久性
透過FFシート+UV/溶剤プリント。紫外線・風荷重に配慮し、端部のテンション維持が寿命を左右します。電源やLED交換性も設計に含めます。
取付方法と下地適合
壁面の下地強度を確認し、ケミカルアンカーとブラケットでしっかり支持。配線ルートと止水処理が重要です。
想定価格帯の目安
中型(W1800×H900):25〜45万円前後、大型(W3600×H1200):60〜120万円前後。枠仕様・LEDグレードで大きく変動します。
視認性とデザインのコツ
夜間主体の店舗は線幅を太めにし、色面は透過濃度を調整。ホットスポットを避けるLED配列設計が鍵です。
よくある失敗と回避策
テンション不足で皺、雨仕舞い不良で浸水、電源の熱こもり——枠の水抜き、電源分散、サービス開口で保守容易性を確保します。
施工・メンテナンス
年1の外装清掃とLED点検。虫侵入対策のパッキン交換を定期化すると清潔感を保てます。
ミニ事例
学習塾がFF内照に更新し、夕方以降の問い合わせが増加。壁面の穴は既存利用で工期短縮しました。
ステンレス切文字
定義・特長
金属板を文字形状に切り出した立体的な銘板。鏡面・ヘアラインなど仕上げの選択で重厚感を演出できます。
材料と耐久性
SUS304が標準、海沿いはSUS316を推奨。表面仕上げで汚れ方が変わり、ヘアラインは指紋が目立ちにくい利点があります。
取付方法と下地適合
ピンで数ミリ浮かせる取付が人気。タイルや石材は穴あけ位置を慎重に計画し、エポキシ・シーリングで固定・止水します。
想定価格帯の目安
1文字100mm:5千〜1万円前後、200mm:1.2〜2.5万円前後。書体や厚み、塗装有無で変動します。
視認性とデザインのコツ
壁色との対比で読みやすさが決まります。陰影が出る位置取りにすると立体感が強調されます。
こちらのお客様のように店舗内の装飾としてロゴマークなどを掲げる看板としても非常に人気がございます^^
金属のもつ重厚感と存在感・高級感は店舗内装をグッとアップさせます!
よくある失敗と回避策
文字間隔が狭く読みにくい、雨筋で美観低下——字間を広めに、雨だれ対策の庇や清掃計画で回避します。
施工・メンテナンス
年1〜2回の金属クリーナーで光沢を維持。ピン穴のシール切れは早期補修が肝要です。
ミニ事例
オフィスのリブランディングでヘアライン仕上げを採用。昼夜の陰影が映え、信頼感が高まりました。
エッチング銘板
定義・特長
金属板を化学的に凹凸加工し、塗り分けで文字やロゴを表現。高級感と可読性を両立します。
材料と耐久性
真鍮・銅・ステンレスが主流。屋外はクリアコートや焼付塗装で耐候性を付与します。
取付方法と下地適合
裏ボルトや化粧ビスでフラットに設置。重量があるため、下地の強度確認と水平出しが重要です。
想定価格帯の目安
A4相当:5〜12万円前後、A3相当:10〜20万円前後。素材・厚み・塗り分け数で変動します。
視認性とデザインのコツ
明暗の差を凹凸と色で確保。細線は深さ不足で読みにくくなるため、線幅に余裕を持たせます。
よくある失敗と回避策
表面に雨だれの筋、角の塗膜欠け——庇や水切り、丁寧な角R処理で長期美観を守ります。
施工・メンテナンス
金属に適した中性洗剤で洗浄し、研磨は仕上げに合わせて選択。塗膜の劣化は部分補修が可能です。
ミニ事例
法人受付の壁にエッチング銘板を設置。来客導線の要所で「ここが入口」と一目で伝わる効果が出ました。
突き出し看板(袖看板)
定義・特長
壁面から直角に突き出す両面表示の看板。歩道・道路からのサイド視認に優れ、通行人へ強くアピールします。
材料と耐久性
フレームはアルミ/鋼製、面板はアクリルやアルミ複合板。振れ止め金具や剛性を確保し、風圧に備えます。
取付方法と下地適合
支持金物をケミカルアンカーで躯体に緊結。突出寸法や地上高は条例の確認が必須です。
想定価格帯の目安
小型(W400×H600):10〜20万円前後、中型(W600×H900):20〜40万円前後。内照仕様は加算となります。
視認性とデザインのコツ
歩行方向に対して瞬時に読める短い店名やピクトを主役に。夜間は内照や外照で明るさを確保します。
よくある失敗と回避策
上下に揺れて疲労破壊、支持金物の錆——振れ止め設置、定期点検、防錆塗装で寿命を延ばします。
施工・メンテナンス
年1のボルト増し締めと腐食チェック。高所作業は安全帯・足場を用い、無理な単独作業は避けます。
ミニ事例
細い路地のカフェが袖看板を導入。通り過ぎを防ぎ、来店率が明確に改善しました。
カルプ文字(発泡樹脂立体文字)
定義・特長
発泡ウレタンなどをベースに成形する軽量立体文字。厚みで存在感が出せ、コストと意匠のバランスが良好です。
材料と耐久性
厚みは20〜50mmが一般的。表面はシート貼りやウレタン塗装で耐候性を確保。直射や雨風には経年で退色が生じます。
取付方法と下地適合
両面テープ+接着+ピンで併用固定。目地や凹凸面はシーラーで面を整えてから貼ると長持ちします。
サイズにはよりますが、
屋内の壁面へ装飾用途で掲げる場合は両面テープでの貼り付けも可能です^^
そのため、カルプ文字は製作のみのご依頼も多くいただく看板の一つともなっております!
想定価格帯の目安
1文字200mm・厚30mm:8千〜1.8万円前後。面材や塗装色、数量で単価が変わります。
視認性とデザインのコツ
太め書体で厚みを活かし、壁色とコントラストを確保。影が落ちる配置で立体感を強調できます。
よくある失敗と回避策
チリ(壁際の段差)が目立つ、端部から剥離——端部の面取り、下地処理の徹底、シーリングで巻き込みを防ぎます。
施工・メンテナンス
定期清掃と端部の点検。表面シートの退色が見えたら早めの貼り替えを検討します。
ミニ事例
物販店がカルプ文字でロゴを再現。写真映えが向上し、SNS投稿数が増加しました。
3Mペイントフィルム(塗装代替フィルム)
定義・特長
塗装に代わる高耐候シートで、既存壁面や看板ベースに均一な色面を素早く形成できます。養生・乾燥の手間が少なく、工期短縮に寄与します。
フルカラー印刷が可能なため、
下記のお客様のように写真を使用した看板デザイン・カラフルな看板デザインも自由に表現が可能です^^
材料と耐久性
屋外用の高耐候グレードを選定。紫外線・温度変化に強く、色ブレが少ないのが特長です。品番により艶・色域・保証条件が異なります。
取付方法と下地適合
下地清掃・プライマー処理が必須。目地またぎは剥離リスクがあるため、分割貼りやコーキングで対策。曲面は加熱成形で追従させます。
想定価格帯の目安
平滑面の施工:1㎡あたり8千〜1.8万円前後。下地補修や高所作業、複雑形状で加算されます。
視認性とデザインのコツ
ベースを整色してからロゴや文字を重ねると視認性が向上。艶の選択で高級感や落ち着きの印象を調整します。
よくある失敗と回避策
下地の汚れが透ける、端部から浮く——脱脂・プライマー・角R処理で再発防止。高温時の施工は伸び過ぎに注意します。
施工・メンテナンス
中性洗剤での洗浄が基本。剥離時は下地への影響を最小にするため、加温・低速での撤去を推奨します。
ミニ事例
老朽化したベースを塗装ではなくフィルムで更新。休日1日で仕上がり、休業損失を抑えられました。
環境別の失敗しない選び方
海沿い/強風地域/直射日光が強い立地
金物はSUS316や溶融亜鉛めっき、塩害地域は塗膜厚めを選定。強風地域は袖看板の突出を抑え、支持金物を増やします。直射が強い立地はマット仕上げや耐候インクを優先。
高層階・高所作業が必要な場合
足場計画や車両スペースの確保、養生の動線を事前に確認。二次搬入や夜間作業の可否でリードタイムが変わります。
低予算でまず設置したい場合の現実解
アルミ複合板で要点を先行掲出し、後日照明や立体文字を追加する段階導入が有効。将来の増設を前提にビス位置を計画します。
発注〜施工までの流れとリードタイム
現地確認(下地/採寸/電源/障害物)
躯体材質・下地強度・配線取り回し・雨仕舞いを確認。採寸は水平・垂直・対角で歪みを把握します。
デザイン校正と表示内容チェック
誤字・法定表記・電話やQRの有効性を社内ダブルチェック。視認距離を想定した縮尺校正を行います。
制作・施工・品質保証の考え方
素材に応じた保証条件を明確化し、施工写真・金物仕様・アンカー種別を記録。引き渡し時にメンテ方法を共有します。
よくある質問(FAQ)
屋外耐候年数の目安は?交換時期は?
印刷+ラミの平看板で5〜7年、金属文字で7〜10年が目安。退色・浮き・腐食のサインが出たら安全を優先し更新を検討します。
許可申請は必要?どこに相談する?
サイズ・設置位置・突出量で要否が変わります。自治体の屋外広告物担当へ事前相談し、図面や写真を用意するとスムーズです。
壁を傷つけずに設置できる?
軽量の仮設であれば接着や面ファスナーの選択肢もありますが、恒久掲出は安全上アンカー固定が基本です。
台風・地震が心配。強度はどう確保する?
許容応力度に基づく金物・アンカー設計、躯体確認、振れ止めの追加でリスクを低減。定期点検を前提にしましょう。
まとめ
チェックリスト(自社で決めておく3項目)
①目的(店名訴求/誘導/夜間可視) ②視認距離と掲出サイズ ③現場の下地・環境条件。この3点が決まると最適な看板の素材と取付が絞れます。
全ての看板を製作・施工までワンストップで全校ご対応!
弊社の強みは東京都内はもちろん、現在全国へ拠点を展開しておりますので、北海道から沖縄まで全国どちらのエリアでも今回ご紹介させていただきました各種看板を全て製作から施工までご対応が可能な点です^^
もちろん看板デザインも経験豊富なデザインチームがご希望のデザインを形へいたします!
『どのような看板が良いかわからない・・』
『まずは金額を知りたい!』
『短納期でできる看板屋を探している!』
『全国展開する店舗看板の変更へ対応可能な業者を探している!』
など、ぜひ看板に関わるお悩みやご相談はお気軽にいただけましたら嬉しいです^^
また、国内最大級の看板通販サイトも運営しておりますので、そうしたスケールメリットを活かしたどこよりもお安い価格で高品質な看板を製作できる点も全国ご対応以外の大きな強みとなっております。
メリットのあるご提案をさせていただきたいと思いますので、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。
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