看板とネット広告を比較！集客や費用対効果・コスパが良いのは？

東京の看板屋『CUVIC東京』です！

今回は集客という役割を担う看板とネット広告を比較してみました^^
正直違う土俵といったものではございますが、費用対効果やコスパといった面などから考えてみました！

看板はもちろんネット広告も弊社では看板通販サイトなど数多くのWebサイトを運営しておりますので、ネット広告も日々自社にて運用を行なっております。
そうした知見から看板VSネット広告といった比較をしてみたいと思います・
よろしければぜひご覧くださいませ！

看板とネット広告、それぞれの強みと特徴を理解しよう

看板やネット広告には、どちらも企業や店舗の集客をサポートする強力な手段としての役割があります。

しかし、実際にどちらを選べばよいのか、あるいは併用すればより高い効果を得られるのかを悩む人は少なくありません。
特に中小企業や個人店舗など、広告予算に限りがある場合には、費用対効果やコスパを慎重に検討して最適な広告手段を選ぶことが重要となるかと思います。

看板とネット広告を徹底比較しながら、それぞれの長所と短所、活用のポイントを詳しくまとめてみたいと思います^^

看板には地域の目線で継続的にアプローチできる利点がある一方、ネット広告はターゲットの属性に合わせて配信を細かく調整できる強みがあります。
どちらを使った方が費用対効果がいいのかは、広告の目的やターゲット層、ビジネスの規模などによって変わるため、万人にとってこれが正解とは断定しにくいのが現状です。

しかし、比較のポイントを押さえておくことで、広告予算を効率的に配分し、自分のビジネスにとって最適なメディアミックスを実現しやすくなります。

看板広告の役割と効果：ローカル集客を支える重要なメディア

看板は、昔からある広告手段の一つです。
特に飲食店や小売店など、実店舗を持つビジネスにとっては欠かせない存在として利用されてきました。

道行く人々の視界に自然に入り、店舗や企業の存在を周知するだけでなく、ブランドイメージを伝えるアイキャッチとしても活躍します。
インターネット広告が一般化している現代でも、依然として看板が果たす役割は大きく、その影響力は見逃せません。

地域密着型のアプローチ

実店舗やサービス業においては、近隣住民やそのエリアを訪れる人々をメインターゲットとする場合が多いです。
その意味で、看板はまさに地域密着型のアプローチにぴったりと言えます。

日常的に通る道沿いや、駅からの導線付近に魅力的な看板を設置すれば、同じ生活圏の日常利用客に確実に訴求できます。
ネット広告とは違い、実際に目にしたその場で「行ってみようかな」と思ってお店や施設に足を運んでもらえる可能性が高いのです。

看板は24時間365日、天候に左右されずに通行人にメッセージを送り続けます。これこそが看板の大きな強みと言えます。
ネット広告は、クリックしてもらわないと詳細情報を見てもらいにくいですが、看板であれば通りかかるだけで自然に認知を得られるのがポイントです。
特に看板を出してから長期間にわたって使用する場合は、初期投資さえ済ませておけばランニングコストがほとんどかからず、常に広告メッセージを発信できるため、コスパの面でも注目されています。

視認性やデザインによるブランディング効果

看板は通行人に一目でお店や企業のイメージを伝えられる、ブランディングの要素が強い広告手段です。
配色やフォント、ロゴの使い方など洗練されたデザインで製作すれば、立地条件が多少不便でも「素敵なお店だな」「おしゃれな雰囲気がある」といったプラスの印象を与えることができます。視覚情報で第一印象が決まるといっても過言ではないほど、色彩やレイアウトの与えるインパクトは大きいのです。

また、屋外看板をはじめとして、最近では内装の一部としても看板が活躍しています。
SNS映えを狙ってフォトスポットの役割を果たせるように、ネオンサインや個性的なデザイン看板を設置するお店も増えています。
そうしたケースでは、集客効果だけでなく、お客様自身がSNSに投稿してくれる二次拡散の目論見も期待でき、結果として費用対効果の向上に寄与する場合もあるのです。

コスト構造と費用対効果の考え方

看板の設置費用は、大きさや素材、照明の有無などによって幅に差があるものの、一般的には数万～数十万円ほどからスタートし、大型で特殊な加工を施したものになると数百万円単位になることもあります。

また、土地や建物の所有状況によっては看板を立てるためのスペース確保が必要になるので、立地条件に応じてコストが大きく変動します。
とはいえ一度設置してしまえば、月々の広告料を支払う必要がなく、ランニングコストを大幅に抑えられる可能性があるのも看板の魅力です。

「看板　費用対効果　コスパ」という視点で言えば、長期的な目線での集客効果の大小がカギになります。
単純に費用をかけて派手なデザインを施したからといって、場所やデザインがターゲットとの接点をうまく作れないようでは投資が無駄になってしまいます。
しかし、歩行者やドライバーの視線をしっかり捉える位置に看板を設置し、わかりやすいデザインやキャッチコピーを配置できれば、長期にわたって安定した広告効果を得られるでしょう。
その意味では、立地とデザインといった要素を総合的に考慮し「自社に最適な看板を設計する」ことこそが、費用対効果を高める最善策といえます。

ネット広告の特徴：ターゲティングと柔軟な運用で費用対効果アップ

スマートフォンの普及やSNSの台頭によって、ネット広告市場は急激に拡大を遂げました。
紙媒体やテレビの広告予算がネット広告へと移行する流れが続いており、大企業はもちろん、中小企業や個人店舗までもがネット広告に力を入れています。

一方で、ネット広告は看板とは異なるシステムで動いており、掲載が停止すればすぐに広告露出が途切れてしまうという特性があります。ここではネット広告の大まかな仕組みやメリット・デメリットを整理しながら、そのコストパフォーマンスについて考察してみましょう。

ターゲットを絞り込んだ集客が可能

ネット広告の最大の利点は、年齢や性別、趣味嗜好、地域など、詳細なターゲット設定ができる点にあります。

例えばFacebook広告やInstagram広告、広告配信プラットフォームのGoogle広告、Yahoo!広告などを利用すれば、「20代の都内在住女性」や「最近特定の商品に興味を示したユーザー」といったように従来のメディアでは考えられないほど精緻に広告を配信できます。

これにより、広告費を広範囲にばらまく必要がなく、本当に自社商品を必要としそうな層へダイレクトにアプローチすることができるわけです。

ただし、こうしたセグメント設定や入札単価の調整、キーワード選定などの運用を誤ると、想像以上に費用ばかりかかって成果が出ないという事態にも陥る可能性があります。ネット広告は数値計測が容易なだけに、クリック率やコンバージョン率を見ながら改善を繰り返すことで費用対効果を高められますが、逆に言えば運用が上手くいかないと成果が得られず費用だけがかさんでしまうリスクもあるのです。

短期間での効果測定と運用改善

看板が一度設置すれば長期的にアピールできるのに対して、ネット広告の大きな特徴は「運用の柔軟性」にあります。広告の出稿開始からすぐにアクセス数やクリック率などのデータを集められ、期待した成果が出ない場合にはその場で広告文や画像、キーワードを変更して再度テストを行うことが可能です。

いわゆる「PDCA」を短いスパンで回し続けることにより、費用対効果を最大化していくプロセスをとれます。

一方、こうした細かな運用を適切に行うためには、ある程度の知識と労力が必要です。代理店に運用代行を依頼することもできますが、当然手数料やコンサル料などが加算されるため、最終的に得られる利益が減少する可能性があります。

少額からでも始められるのがネット広告のメリットの一つとはいえ、何も戦略がないまま運用すると、思った以上にバジェットを消費してしまうので、初心者こそ慎重に学びながら始めることが求められます。

出稿を止めると露出が消えるというデメリット

ネット広告は、出稿を続けている間だけユーザーの目に触れます。広告予算を使い切ったり、設定をオフにしたりすると、すぐに露出がゼロになるのが看板との大きな違いです。
看板の場合は、一度作って設置すれば、そのままの状態で通行人に印象を与え続けます。
日に日に劣化はしていきますが、広告露出のベースは維持されるわけです。

ネット広告は「止めたら終わり」という急激な変化があるため、常に露出を高めたい企業はある程度継続的に広告費を支払い続けなければなりません。
ただし、短期間に集中してキャンペーンを打ちたいケースや、在庫一掃セールを速やかに周知したいなど、スピード重視で告知したい時にはネット広告の即効性・拡散性が非常に役立つことも間違いありません。

看板とネット広告をコスパの観点で比較する

それでは、看板とネット広告を具体的に費用対効果の面から比較してみます。
それぞれの長所・短所を整理した上で、どういった場面でどちらのメディアがより有効なのかを考えてみましょう。

看板広告のコスパ観点

看板は設置費用こそ安くはないものの、一度導入すれば長期間にわたり視覚的な訴求が可能です。

駅前や大通り沿いなど、人通りの多い場所に看板が出せれば、空きスペースの宣伝とは比較にならないほどの広告効果が期待できるでしょう。
特に地域密着型のビジネスや飲食店、小売店などは、看板による「お店がここにある」という周知が売上に直結しやすいという魅力があります。リピーターやクチコミ効果も相まって、長期的に見れば看板のコスパは決して低くはありません。

また、24時間人目に触れるという特性上、潜在顧客がいつ通りかかっても視認される可能性があります。実際に店舗を構える場合には、多くの自治体で看板設置に関する規制があるので、その範囲内で効果的なデザイン・立地を選ぶことがカギとなります。許可申請に時間がかかるケースや、建物のオーナーや管理組合との調整が必要なケースもあるので、設置計画は早めに進めるのがおすすめです。

ネット広告のコスパ観点

ネット広告は、使い方次第で非常に高い投資対効果を狙えます。
数万円程度の少額予算からでも始めることができ、ターゲットをセグメントしながら広告を配信できるため、「確度の高い見込み客」にだけアプローチしやすい仕組みが整っています。
特にリスティング広告やSNS広告ではクリック課金やインプレッション課金など費用形態がさまざまあり、どの形態を選ぶかによってもコスパが変わってきます。短期集中で売り上げを上げたいときや、新商品の認知度を素早く高めたい時には重宝するでしょう。

一方で、長く広告を出し続ける場合にはその分だけ広告費を継続投入する必要があります。看板のように最初にコストをかけるだけでは済まないため、常に予算を確保できないと途端に露出がゼロになってしまいます。

こういった性質から、ネット広告は「売り上げが欲しいタイミングに攻める手段」として活用し、集客できないタイミングには出稿を抑えるといった柔軟な戦略をとることが多いです。

広告効果の測定とデータ活用

看板は具体的な来店数や売上への影響を直接数値化するのが難しい側面があります。
もちろん、看板を設置した後に売上が上がったり、看板を見て来店したとお客様から聞いたりすれば、一定の効果測定は可能です。

しかし、ネット広告のように「何人が広告を見て、そのうち何人がクリックし、成約したか」という詳細なトラッキングまではできません。

ただし、看板の前を通る交通量を調査したり、看板の近くでクーポンを配布したりなど、アイデア次第である程度定量化を試みることは可能です。

ネット広告はアクセス解析ツールや広告管理ツールと連携することで、広告効果をリアルタイムに可視化できます。
ページビュー、クリック率、コンバージョン率などさまざまな指標を追いかけながら、

「どんなクリエイティブが反応がいいのか」
「どの時間帯に多くクリックされるのか」

を分析し、素早い改善ができるのです。
このデータ主導の解析こそ、ネット広告の真価と言えるでしょう。

看板とネット広告を併用するメリット

看板とネット広告はそれぞれ違った強みを持ち、得意とするシチュエーションも異なります。
そのため、一概にどちらか一方だけに絞るよりも、両方を上手に組み合わせることで相乗効果を生むケースも多々あります。

オンラインとオフラインの融合でリーチを拡大

近年では、「O2O（Online to Offline）」という言葉が注目を集めてきました。オンライン広告でユーザーを取り込み、実際の店舗での購買や来店につなげる手法を指すわけですが、まさに看板とネット広告を合わせて活用することで総合的な集客力を高めることが可能です。

例えば、SNS広告やリスティング広告で興味を持ったユーザーが店舗に足を運ぶ際、目印として看板が役立ちます。

逆に、店舗の看板を見たユーザーが、スマートフォンでそのお店や商品を検索しようとしたときに、ネット広告でも同じ内容やブランドイメージを打ち出していればスムーズに購買行動を促せるのです。

ブランディングと即効性を両立させる

看板はブランディングを意識した長期投資の象徴として、地域に浸透させる役割を果たします。
一方、ネット広告は瞬発力のある販促やセール告知に向いています。季節ごとのフェアやイベント時期にはネット広告で大々的に告知しつつ、常時アピールするブランディング要素として店舗看板を活かしていく方法がおすすめです。

こうした住み分けをきちんと行うことで、単なる集客ツールに留まらず、企業や店舗の世界観を消費者に浸透させるトータルコミュニケーションが実現しやすくなります。

どんなビジネスが看板とネット広告を上手に活用しているのか

実際に、看板とネット広告を組み合わせ、費用対効果で成果を上げている事例も多く見られます。
小さな飲食店から大きなショッピングモール、あるいは美容サロンなど、業種を問わず活用例は豊富です。

個人経営の飲食店が地元で話題に

地元商店街の小さな飲食店が、新しく看板を設置するとともにSNS広告を始めた事例があります。
店舗周辺を利用する地域住民や通勤客にアピールすべく、視認性の高いスタイリッシュな看板を制作し、通り沿いからどのように見えるかを入念に設計しました。
そして、新メニューやイベント情報をSNS広告で拡散し、興味を持った人が「ああ、あの看板のお店か」とすぐに理解して立ち寄ってもらえるようにしたのです。

このように、看板でリアルの接点を作り、ネット広告で季節限定メニューを告知していくことで、一気に客足が増えたという成功例も報告されています。

専門サービス企業がリスティング広告と屋外看板を併用

BtoBビジネスを展開する専門サービス企業も、実は看板を上手に利用しているケースがあります。
駅近くのビルに大型看板を設置し、自社のキャッチフレーズやURLを目立たせておくことで、毎日の通勤者にブランド名を浸透させます。
一方、ネット検索でそのサービス分野に関するキーワードを入力したユーザーがリスティング広告を目にするまでの導線を整備し、さらに興味を持った潜在顧客を呼び込む仕組みができているのです。

これにより、オフライン・オンラインの両面から認知度を高め、問い合わせ数を増やす取り組みを実現しています。

看板を導入するときに意識したいポイント

実際に看板を作る際は、デザインや立地、サイズなど考慮すべきことが多岐にわたります。

費用対効果を最大化するために、最低限押さえておきたいポイントをいくつか整理してみましょう。

立地選びと看板の視認性

どんなに魅力的なデザインでも見られなければ意味がありません。

看板を設置する際は、通行人やドライバーの目に留まる場所か、段差や建物の影になっていないか、周辺の他の看板や照明の状況などを事前に調査することが重要です。

看板の高さや角度が数メートルずれるだけで、視認性が大幅に変わるケースもあるため、看板設置の専門業者やデザイナーと打ち合わせを綿密に行う必要があります。

ブランドイメージに合ったデザイン

看板は、そのお店や企業の顔とも言える存在です。フォントや色合いなど、細かい要素が全体の印象を左右します。
例えば、ナチュラル志向のカフェなら木を基調としたやわらかな色合いにする、ハイエンドな理美容店ならスタイリッシュかつ落ち着いた色調にするなど、事業の雰囲気に合ったデザインを追求することが大切です。SNSを活用する施設であれば、Instagramにアップしたくなるオシャレなロゴやシンボルを取り入れるなど、看板そのものをプロモーションツール化する工夫も考えられます。

ライトアップやメンテナンスの重要性

看板のコスパを最大化するには、夜間でもしっかり視認してもらう工夫が欠かせません。
照明やLED、ネオンを活用して人目を引くように設計すれば、昼間だけでなく夜間にも店舗やブランドをアピールできます。
ただし、電気代やメンテナンス費用が加わることを念頭に置いて、トータルコストを計算する必要があります。

経年劣化で看板が色褪せたり、ライトが切れたりすると逆にイメージダウンにつながるため、定期的な点検や清掃を怠らないようにしましょう。

まとめ

看板は貸し看板と呼ばれるような月々の費用を払うケースを除いては、基本的には継続的な費用がかからない広告物となります。
それに対しネット広告は継続的にずっと費用がかかる広告となりますので、シンプルにコストとしては看板の方が圧倒的に少ない広告となります。

コスパという点でいいますと、看板が持つ24時間の視覚アピール力は実際に高く、特に生活圏内や通勤圏内のお客様に向けた広告となりますので、いざ必要となった際に看板による認知があるなしでは大きな差が生まれます。

それに対し、ネット広告は全国や特定の地域・特定の属性のお客様へ向けた配信も可能な為、例えばサプリメントなどを全国の50代以上の方へ販売する！
といった際には看板よりも非常に効果がある広告となるかと思います。

その為、コスパという点では何を売るかによって看板の方が圧倒的に良いケース・ネット広告でないとそもそも成果を上げづらいケースなどがある！
というのが正直なところとなるかと思います。

弊社では可能な限りコスパの良い看板・集客効果を生む看板をデザイン作成からご対応しておりますので、ぜひ看板に関わることであればなんでもお気軽にご相談いただきましたら嬉しいです^^

よろしくお願いいたします！